親子関係カウンセリング#4:親が重い・逃げたい
親の期待が重い・応えられない
- 暴言・無視・ひいき
- 体験談・インタビュー
このコラムは2020年に行われたオンライン相談会「YouTube Live親が重たい。逃げたい。親との関係どうしたらラクになる?」の書き起こしです。
「YouTube Live親が重い。逃げたい。親との関係どうしたらラクになる?(#1~#9)」のプレイリスト
前回は「親に秘密を作れない」についてでした。
今回は「親の期待が重い・応えられない」についてです。

ゲスト:信田さよ子さん
公認心理師・臨床心理士の資格を持つカウンセラー。親子、夫婦関係など家族問題に関するカウンセリング経験が多くあります。
公認心理師・臨床心理士の資格を持つカウンセラー。親子、夫婦関係など家族問題に関するカウンセリング経験が多くあります。

MC:太田尚樹さん
Mex(このサイト)がやっているYouTube LiveでMCを担当しています。
Mex(このサイト)がやっているYouTube LiveでMCを担当しています。
投稿紹介~親の期待を裏切るのがこわい~

今度はですね、”進路”についてのところのお悩みをいただきました。では読み上げていきたいと思います。



切実ですね。

切実ですよね。

本当に、今のこのお話は本当に切実ですね。だって、「誰も親の期待を裏切りたい」と思ってるわけじゃないんですよね。
でも「自分が1番幸せになろう」として色々な事をやると、結果として親の期待を裏切っちゃうことはたくさんあると思う。
私は子どもがいますけど、もちろん私も子どもに対するいろんな期待はすごくありました。でもね、期待通りにいかなくても、「私は絶対我慢しよう」と思ったんですよ。
でも「自分が1番幸せになろう」として色々な事をやると、結果として親の期待を裏切っちゃうことはたくさんあると思う。
私は子どもがいますけど、もちろん私も子どもに対するいろんな期待はすごくありました。でもね、期待通りにいかなくても、「私は絶対我慢しよう」と思ったんですよ。

お母さんが我慢する?

私は仕事柄すごく偉そうなことを言ってるじゃないですか?
「信田さんあんなこと言ってた」って、「自分の子どもにはひどいですよね」なんて言われたくないので。私は我慢」「親が耐えなきゃいけない」と思っていましたね。
だから、親は自分の期待を裏切られることに耐えないといけないですね。
「信田さんあんなこと言ってた」って、「自分の子どもにはひどいですよね」なんて言われたくないので。私は我慢」「親が耐えなきゃいけない」と思っていましたね。
だから、親は自分の期待を裏切られることに耐えないといけないですね。


親のほうは。そっかそっか。

でも、そういう親はなかなか少ないので。
親と自分、どっちがガマンすべき?

この悩んでいる方は、「男性を好きになれない」、それを分かっていても、「言ったら親の期待を裏切っちゃうなぁ」って思って生きていると思います。
例えば、実際に伝える時、親に「あなたの期待に沿えません」って言う時って、どう思っていれば良いんですかね?すごくつらいだろうなと思って。
例えば、実際に伝える時、親に「あなたの期待に沿えません」って言う時って、どう思っていれば良いんですかね?すごくつらいだろうなと思って。

本当に、言う前の日、瞬間まで、ものすごい葛藤があると思います。
でもやっぱり自分を裏切ることはできないでしょう?親は裏切っても、自分を裏切ることはできないじゃないですか。
でもやっぱり自分を裏切ることはできないでしょう?親は裏切っても、自分を裏切ることはできないじゃないですか。


いや、そっかぁ。僕はなかなかそう思えなかったかもしれないですね。

そうですね。カウンセリングでも「あなたはご自分を裏切っちゃうことだけはしないでね」って言っています。

自分を裏切る?

自分の思いを伝えることは、時には親を裏切ることかもしれないけれど、そもそも親を喜ばせ、なおかつ自分が思うようなことができるっていうのは、ものすごくラッキーな一部の人だけなんですよ。
あとは大抵、
①親を裏切って自分のやりたいことをやって、罪悪感にまみれながら、結果的に親が認めてくれる、
もしくは、
②すごくやりたいことや自分のいろんな欲望を断念して、親の期待に沿うか。
2つに1つしかないんですね。
子どもが満足して、幸せだって言っていたら、親はいくら裏切られても、それは親は我慢するべきだと私は思っているんです。だから「裏切ってください」って言いたい。
あとは大抵、
①親を裏切って自分のやりたいことをやって、罪悪感にまみれながら、結果的に親が認めてくれる、
もしくは、
②すごくやりたいことや自分のいろんな欲望を断念して、親の期待に沿うか。
2つに1つしかないんですね。
子どもが満足して、幸せだって言っていたら、親はいくら裏切られても、それは親は我慢するべきだと私は思っているんです。だから「裏切ってください」って言いたい。
自分の考えに自信がない時はどうしたら良い?

自分を裏切らないってことですけど、「自分の考えはこうです」というのがはっきりわからない、自分の意見が分からないって子もいると思うんですけど。

そういう時は、親の言う通りになっていきますよね。親はそこを突きますから。
「そんなこと言ったって、それはちゃんと確証があるのか?」とか、「どうせ2年たったら変わるよ」とか。「やっぱり親の言うこと聞いといたほうが良いよ」とか。
「そんなこと言ったって、それはちゃんと確証があるのか?」とか、「どうせ2年たったら変わるよ」とか。「やっぱり親の言うこと聞いといたほうが良いよ」とか。


いやあ、そうだわ。

実際、世間ってみんなそっちに行くんです。
例えばこの方のように「私は男性を好きになる人生は送れないな」という場合、また、そこに根幹があるとしたら、それを「あなたはそのままでいいよ」って言ってくれる人を誰かひとり見つけなければなりません。
スクールカウンセラーとかだったらいいと思うんですけどね。カウンセリングにおいて肯定はもう鉄則ですから。
個人の性的指向・性自認の尊重はカウンセラーの基本だから、そういう機会に、自分のことをちゃんとバックアップして、応援してくれる人を作ってから親には言ったほうが良いですね。
例えばこの方のように「私は男性を好きになる人生は送れないな」という場合、また、そこに根幹があるとしたら、それを「あなたはそのままでいいよ」って言ってくれる人を誰かひとり見つけなければなりません。
スクールカウンセラーとかだったらいいと思うんですけどね。カウンセリングにおいて肯定はもう鉄則ですから。
個人の性的指向・性自認の尊重はカウンセラーの基本だから、そういう機会に、自分のことをちゃんとバックアップして、応援してくれる人を作ってから親には言ったほうが良いですね。

自分の考えが確かにならないとき、「こうなのかな?こんな気がするけど、お母さんは違うって言ってるな」っていう時は、「親の言うことを聞いとこう」ってなっちゃうかもしれない。
そうなる前に、もう1人話せる大人がいるといいっていうことですかね。
そうなる前に、もう1人話せる大人がいるといいっていうことですかね。
親が納得してくれない時は?

親と1対1だと、親が絶対に強いんです。
そして、「私はこうなんですよ。だから私、結婚はできない」って言ったら、親は絶対に説得してくるんですよ。
だから、自分ともう1人、もしくはもう2人でもいいですよ、2対1とか、3対1くらいの感じで親と対応すると、同じくらいの勢力で対抗できますね。
そして、「私はこうなんですよ。だから私、結婚はできない」って言ったら、親は絶対に説得してくるんですよ。
だから、自分ともう1人、もしくはもう2人でもいいですよ、2対1とか、3対1くらいの感じで親と対応すると、同じくらいの勢力で対抗できますね。

だからスクールカウンセラーの人とかだったら良いかもしれないっていう?

応援してくれる人をどこかで見つける。それはね、必ずいますよ。

スクールカウンセラーに何を話せばいい?

スクールカウンセラーのところに何を話しに行けばいいんですかね?ガラッとドアを開けて、「何を話したらいいんだろう?」って僕は思っちゃいそうな気がして。

「どういうことで、今日は来ましたか?」って聞かれたときに、「どうしてここに来たんだろうと自分でも思っています。」っていうのはどうでしょうか。
そうしたら、「でも、ここに来ようと思ったのは、何かきっかけがありますよね?どんなことですか?」っておそらく聞かれますよ。
そうしたら、「でも、ここに来ようと思ったのは、何かきっかけがありますよね?どんなことですか?」っておそらく聞かれますよ。

そっか。じゃあ、聞かれたら自分の中で出てくるかもしれない。

出てきますよね。
自分1人の中で考えていると、「全部自分でこういうことを言って、こういうことでカウンセリングに行くんだ」とか、「自分の考えがこんなにグラグラしているのは、親に対して自分の言うことは普通じゃないんじゃないか」って思っちゃうんですよ。
でもね、誰かにちょっと話をしてみると、自分の考えていることが意外とまとまってくるもんなんです。
自分1人の中で考えていると、「全部自分でこういうことを言って、こういうことでカウンセリングに行くんだ」とか、「自分の考えがこんなにグラグラしているのは、親に対して自分の言うことは普通じゃないんじゃないか」って思っちゃうんですよ。
でもね、誰かにちょっと話をしてみると、自分の考えていることが意外とまとまってくるもんなんです。

そっか、そうなんですね。

太田さんはそういう経験はないですか?

今、一生懸命中学生の頃の気持ちとかを思い出していたんですけど…。
当時の自分なら「うまく話せそうにないからやめとこう」みたいな「相手に迷惑じゃないかな?」とか考えちゃう気もしますね。
当時の自分なら「うまく話せそうにないからやめとこう」みたいな「相手に迷惑じゃないかな?」とか考えちゃう気もしますね。

今のね、いいですね。「相手に迷惑じゃないか?」ってね。

うん、めちゃくちゃ考えちゃってたと思います。

ものすごく聞きなれた言葉です。

ははは、本当ですか。めっちゃ考えましたね。
「そんなこと言っても相手は面倒臭くないかなあ?」とか、「迷惑じゃないかなあ?」とか、そういうのは。
「そんなこと言っても相手は面倒臭くないかなあ?」とか、「迷惑じゃないかなあ?」とか、そういうのは。

そういうのは良くわかりますよ。
「相手が自分を責めるんじゃないか?」って思って、自分を責めますよね?でも自分を責めていると、やっぱりそれってとても苦しいことじゃない?
「相手が自分を責めるんじゃないか?」って思って、自分を責めますよね?でも自分を責めていると、やっぱりそれってとても苦しいことじゃない?

はい。苦しいです。

よく私たちの中では「ぐるぐるが起きる」って言うんです。
「何か苦しい、誰かに相談しないといけないと思うような自分が変じゃないか?」「自分がダメなんじゃないか?」「親に愛されないから?」「でも苦しい」っていう、ぐるぐるぐるぐる頭の中で負の連鎖が起きる場合があるんですね。
そういう時は、「そこからどうやって1歩出るか?」っていうことで、その連鎖にハサミが入るみたいな感じですね。
「何か苦しい、誰かに相談しないといけないと思うような自分が変じゃないか?」「自分がダメなんじゃないか?」「親に愛されないから?」「でも苦しい」っていう、ぐるぐるぐるぐる頭の中で負の連鎖が起きる場合があるんですね。
そういう時は、「そこからどうやって1歩出るか?」っていうことで、その連鎖にハサミが入るみたいな感じですね。


1歩出るには?

それは、「そういうダメな自分でも話ができる場所がある」ということを知ってもらうことかな。

「ダメと思っていても良い」ってことですよね?

そうです。「ダメな自分を聞いてもらいたい」っていうことです。「何か解決の方法がある」とか「何か方法を聞く」と思ってしまうと良くないんです。
例えばこういうところに投稿されるように、「今の苦しい気持ちや話を聞いてもらえる場所がある」っていうことを知ってもらいたいですね。
例えばこういうところに投稿されるように、「今の苦しい気持ちや話を聞いてもらえる場所がある」っていうことを知ってもらいたいですね。
迷惑じゃないって思ってくれる大人・友達の見つけ方は?

でも、その話を聞いてくれる、「迷惑じゃない」って思ってくれる大人とか友達の見つけ方って、すごい難しそう。

自分に「困った」って言えるようなことを話してくれて、「迷惑」って思うのかな?


いやあ、確かに。自分が言われたら「頼られて嬉しい」って思うかもしれない。

でも、「迷惑じゃないかな?」と思っちゃう?

思っちゃいますね。
今話していて思い出したんですけど、高2の時に、僕、急に寝れなくなった時期があったんです。全く寝れなくなって、本当に毎日頭がおかしくなりそうで、お母さんに言ったんです。話せる大人が僕はお母さんしかいなかったんで。
そうしたら、「まあそういう時もあるやろ」みたいな感じで、付き合ってくれなかったんですよ。本当に苦しくて、「どうしたら良いか?」ってなったんです。
僕の場合は寝られないから、日中の学校に行ってる間にどうしても眠くなっちゃう時があって、それで保健室に行ったんですよ。
保健室に行って「なんか最近寝れない」みたいな話をしたら、先生がとてもよく話を聞いてくれました。「ちょっとでもしんどかったら、保健室来たら良いで」「先生にも言っとくから」って言ってくれたんです。
僕は、たまたま保健室という話せる場所が見つけることができました。その時に「寝れないんです」って言ったら、先生が「やったじゃん。やりたいゲーム全部できるよ」「全部やんなよ。寝なくて良いんだったら、ゲームしなよ」みたいな感じで言ってくれたのを覚えています。
マンガ読んだりゲームしたりしてて、3年くらいになった時に寝れる様になったんですよね。
今話していて思い出したんですけど、高2の時に、僕、急に寝れなくなった時期があったんです。全く寝れなくなって、本当に毎日頭がおかしくなりそうで、お母さんに言ったんです。話せる大人が僕はお母さんしかいなかったんで。
そうしたら、「まあそういう時もあるやろ」みたいな感じで、付き合ってくれなかったんですよ。本当に苦しくて、「どうしたら良いか?」ってなったんです。
僕の場合は寝られないから、日中の学校に行ってる間にどうしても眠くなっちゃう時があって、それで保健室に行ったんですよ。
保健室に行って「なんか最近寝れない」みたいな話をしたら、先生がとてもよく話を聞いてくれました。「ちょっとでもしんどかったら、保健室来たら良いで」「先生にも言っとくから」って言ってくれたんです。
僕は、たまたま保健室という話せる場所が見つけることができました。その時に「寝れないんです」って言ったら、先生が「やったじゃん。やりたいゲーム全部できるよ」「全部やんなよ。寝なくて良いんだったら、ゲームしなよ」みたいな感じで言ってくれたのを覚えています。
マンガ読んだりゲームしたりしてて、3年くらいになった時に寝れる様になったんですよね。


素晴らしい。

それを今思い出しました。
そういう保健室の先生とかももしかしたらね、良いのかもしれない。思い切って話せたら聞いてもらえたんで、思い切って話してみても良いのかもしれないですよね。
そういう保健室の先生とかももしかしたらね、良いのかもしれない。思い切って話せたら聞いてもらえたんで、思い切って話してみても良いのかもしれないですよね。


すごくナイスなアドバイスでしたね。

いやあそうなんですよ、当時は。

「ゲームできるで~」みたいなの良いですね。
常識に従わなくても大丈夫なの?

僕以外にも、「こういうことがつらい」とか言ったら「いやみんなそんなもんや」とか「みんながんばってるから」とかって言われたり、「もっと大変な子もおるで」って言われる場合もあると思います。
そういった場合どうしたら良いですか?
そういった場合どうしたら良いですか?

よく言いますけど、世間の常識はみんなを救ってくれないんですよね。
救うって常識じゃないですか。大きな災害があると、「そんな贅沢言って、被災地の人のことを思ったら贅沢言ったらあかんね」みたいな、そういうのざらにありますよね?
それは全然何の救いにもならないですね。
救うって常識じゃないですか。大きな災害があると、「そんな贅沢言って、被災地の人のことを思ったら贅沢言ったらあかんね」みたいな、そういうのざらにありますよね?
それは全然何の救いにもならないですね。

僕も高校の時アフリカの子どもの写真集とか見てましたもん。思い出した。笑えないですけど、ほんと気持ちが追い込まれてそういうの見てましたね。

摂食障害で本当に食べたり吐いたりする人は、大変苦しいんだけど、そういう親御さんが、嫌々カウンセリングに来ると、
「北朝鮮の子どものことを思ったら、なんでも食べるもの冷蔵庫にありますよね?それを食べてね、うちの子は吐くんですよ?あんな甘えた行動をして、どうしてあんな性根が曲がっちゃったんですかね?」
って言う親もいらっしゃるんです。私本当に「はあ、この子大変だな」と思う。
「北朝鮮の子どものことを思ったら、なんでも食べるもの冷蔵庫にありますよね?それを食べてね、うちの子は吐くんですよ?あんな甘えた行動をして、どうしてあんな性根が曲がっちゃったんですかね?」
って言う親もいらっしゃるんです。私本当に「はあ、この子大変だな」と思う。

でもそれが常識だって思ったときに「常識に従わなかったら、自分のほうがダメだ」って僕はすごく思いそうな気がするんですけど?

大体8割方の人はそうですよね。
そういう常識の通りにやって常識が私たちを救ってくれるんだったら、それは従います。ただ、それでは救われない人がいっぱいいる。特に10代で苦しんでいる子は生きていけないですよ。
そういう常識の通りにやって常識が私たちを救ってくれるんだったら、それは従います。ただ、それでは救われない人がいっぱいいる。特に10代で苦しんでいる子は生きていけないですよ。

じゃあ常識よりも、自分が救われる方を、自分が安心できる方をとって良いんですか?


良いです。
「同じような人が実はすごくたくさんいるし、学校の先生や保健室の先生の様に、ちゃんと常識を振りかざさないで接してくれる人が、必ずいるんだ」ってことを、分かってもらいたいですね。
「同じような人が実はすごくたくさんいるし、学校の先生や保健室の先生の様に、ちゃんと常識を振りかざさないで接してくれる人が、必ずいるんだ」ってことを、分かってもらいたいですね。

それでもちゃんとした大人になれるんですかね?それをすごく考えていた気がします。

えー!なれるに決まってるじゃない。
そういうこと言うとね、常識しか考えない人、「世間から見てどうか?」っていうことしか考えない人は、ちょっと言い方変ですけど、この世の中をより良くする力はないね。
やっぱり今ある現状を少しずつ変えていける力って常識に対抗する力だから。
そういうこと言うとね、常識しか考えない人、「世間から見てどうか?」っていうことしか考えない人は、ちょっと言い方変ですけど、この世の中をより良くする力はないね。
やっぱり今ある現状を少しずつ変えていける力って常識に対抗する力だから。

へえ、そっかあ。

世の中を変えられないですよ、そんなこと考えていたら。

ああ~。「世の中変えられない」と思っていました。

でも太田さん、現にこうやっているじゃないですか。変えていける1つの力、変えていける存在の一部になってるじゃないですか?

じゃあ、自分が思う違和感とか「常識がこうだ」って言われるけども、「自分は、やっぱりそれじゃしんどい」っていう時の気持ちをちゃんと大事にしていいし、それを聞いてくれる人を探したりするっていうことを…

そうですね、もしそういう人がいなかったらね、「図書館に行って本を読んでください」って言いたい。
本の中には必ず、本を書くなんて違和感持ってる人しか書かないから。常識ばっかりを書いている本もあるけれども、中には自分と同じような、「ここに私と同じような人がいる」っていう本が図書館に行けばいっぱいありますし、本屋さんに行ってもあります。
スマホとか、ネットの世界で見つけても良いけど、本を読むっていうことが1番大事かなと思います。
本の中には必ず、本を書くなんて違和感持ってる人しか書かないから。常識ばっかりを書いている本もあるけれども、中には自分と同じような、「ここに私と同じような人がいる」っていう本が図書館に行けばいっぱいありますし、本屋さんに行ってもあります。
スマホとか、ネットの世界で見つけても良いけど、本を読むっていうことが1番大事かなと思います。

なるほど。図書室に行ったりしてみるのもすごく良いってことなんですね。

そうですね。あと本屋さんを徘徊する。

そっか。そうしたら自分がピンとくる言葉とかも見つかるかもしれないし、人も見つかるかもしれない。

まあ受験の勉強からいったらね、もちろん今の受験勉強で偏差値が高いことは大事ですよ。しかし偏差値が高くなることに1番いいのは、本を読むことですから。本を読むことが勝ち。

勉強にもある意味すごく良いと。

勉強にもなります。