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※この記事で出てくる「高校等」「大学等」とは、下のような学校のことです。
高校等:自分が在籍している(卒業した)高等学校、中等教育学校後期課程、特別支援学校、専修学校
大学等:4年制大学、短期大学、専修学校(専門課程)のうち、対象となる進学先(こちらで検索できます)に含まれる学校
「大学無償化」は2020年4月からはじまった奨学金制度で、正式には「高等教育の修学支援新制度」と呼ばれています。これが始まる前から、月に3万円~5万円ほど、奨学金をもらえる仕組みがありましたが、2020年4月から対象となる人は大学などにかかる費用の負担がさらに減りました。今回計3回にわたって、大学無償化について説明していきます。
この制度は高校3年生など、高校等に在学中から申込むことができ、給付型奨学金の対象となった人は、対象校である大学等に進学後申請することにより、大学等の授業料や入学金の多くを免除してもらえます。高校などに通わず、高卒認定試験で高卒資格を取った人(18-21歳で高卒認定資格を取得してから2年以内、または21歳以上でも一部の条件を満たせば対象です)も利用できるだけでなく、高校等を初めて卒業してから2年以内に進学した人なら、大学進学後も4年生まで申し込みができます。進学後のお金が心配な方にはとてもおすすめな制度です!
2021年4月に入学予定の場合、2020年4月下旬~5月頃に申請すると予約採用という形で、給付型奨学金の“予約”ができます。
ただ、準備に余裕がない場合は、大学などに進学したあとにも申請ができます。進学前に確実に済ませておきたい場合には予約をすることもできますし、受験生のタイミングではなるべく勉強に専念して、進学が確定した後に手続きをしたい場合は、大学での事後手続きでも大丈夫です。事前の予約の場合でも、進学した後に大学を通じて一部手続きはあります。また、大学での事後手続きだと、事前予約より振込が遅れる可能性もあります。
事前予約については、高校等によって申請できる期間は異なるので、できるだけ早めに高校等に問い合わせると安心です。(すでに大学等に進学している方は在籍している大学等に問いあわせてください)高卒認定試験で高卒認定を取得した人も申し込みができますが、直接JASSOに書類等提出することになるので、申請時期についても5月の早い時期にJASSOに問い合わせると良いと思います。高校等を通さないと申込みできないので、もしお知らせをもらってない方は、まずは高校等の奨学金担当の先生に「修学支援新制度」の奨学金を利用したいと伝えて書類をもらってください。
授業料や入学金免除については、実際に進学する大学等に改めて申込みをすることになるので、忘れないようにしましょう。こちらも申込み時期は大学等によって異なる(入学してすぐが多いです)ので、詳しくは入学することが決まった時点で大学等に問い合わせておくのが良いと思います。
次は、大学無償化を利用するとどれくらいの金額が免除や支給されるのかについてみていきます。
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