妊娠初期の症状は?妊娠検査薬はいつから使える?
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今妊娠しても産むことが難しいという状況で、「妊娠したのかも」という気持ちは何よりも不安なはずです。今回の記事は、妊娠のサインや初期症状や妊娠検査薬の使い方を紹介します。
妊娠確認を早めにした方が良い理由
今妊娠しても産むことが難しいという状況で、「妊娠したのかも」という気持ちは何よりも不安なはずです。もしも今、少しでも思い当たることがあって悩んでいるのなら、一刻も早く妊娠検査や婦人科・産婦人科を受診しましょう。
妊娠が心配な性行為から72時間以内であれば、緊急避妊という選択肢もあるので、詳しくは「避妊のウソ・ホント!確実な避妊方法とは?」の内容を参考にしてください。
妊娠のサインや初期症状ってどんなもの?
代表的な妊娠のサインとして、・生理(月経)がいつもよりも1週間以上遅れている
・基礎体温を測っている場合、体温の高い「高温期」という時期が3週間以上続く
ということがあります。
また、妊娠4週目(次の生理(月経)の予定日)くらいから吐き気、熱っぽくだるい風邪のような症状、眠気、胸が張る、乳首がチクチク痛む、おりものが増えるなどの症状が出ることもあります。 ただ、これらの症状は妊娠していない人にも出ることがあり、個人差があるため、必ずしも症状があるからといって妊娠を断定できるわけではありません。
また、妊娠初期症状は、PMS(月経前症候群)という生理(月経)前に起こる体調不良と似ているケースもあります。PMSは生理(月経)の2週間前~数日前に起こり、生理(月経)がくると症状がおさまるのに対し、妊娠初期症状は3週間以上続くという点で違いがあります。
また性行為のあと、膣から少量の出血がある場合「着床出血(受精卵が子宮内膜に着床したときに起こる出血のこと)」を疑って不安になる人も多いようです。しかし、着床出血はすべての妊娠であるわけではなく、膣からの出血だけで妊娠を判断することは難しいのです。
妊娠の可能性が気になる時は、検査可能な時期に妊娠検査もしくは産婦人科・婦人科の受診をしましょう。
妊娠検査薬っていつから使える?どこで買えるの?
妊娠検査薬は、薬局・ドラッグストア等で1000円前後で買うことができます。検査できる時期は次の生理予定日から1週間後、生理不順のある場合や、前の生理を忘れてしまった場合は性行為から3週間後(検査薬によって検査可能な期間が異なります)が目安です。妊娠検査薬は説明書に記載がある部分に尿をかけ、数分で結果が出ます。市販されるほとんどの妊娠検査薬が99%以上の高い精度を持ちますが、使用時期と方法を間違えると正しい判定が出ないこともあります。妊娠検査薬の説明書をよく読んで使いましょう。
妊娠検査薬で陽性だったら
妊娠検査薬で陽性(妊娠の可能性あり)と出た場合は、すぐに産婦人科・婦人科で正確な診断をしてもらいましょう。妊娠検査薬では陰性だったけれど、生理(月経)が1週間経ってもまだこない場合も産婦人科・婦人科を受診するのが確実です。妊娠しているようだけど、どうしたら良いか分からない…という時は、一人で抱え込まず、信頼できる大人や下で紹介しているようなMex(ミークス)にある相談窓口に相談してください。冒頭でもお伝えしましたが、中絶は遅くなるほど心身的にも経済的にもつらいものになります。一刻も早く相談することが大切です。
また、悩んでいる友達や彼女がいたら、生理がくることをただ待たずに早く妊娠検査や産婦人科・婦人科の受診をするように勧めてください。
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※本記事は助産師資格を持つピルコンのスタッフのアドバイスのもと、作成しました。