保険証を使うと親にバレる?秘密で病院に行くには?
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「不安だから本当はきちんと検査してもらいたい」
「なんとなくだるい、しんどいので薬をもらいたい」
このように病院に行きたい、お医者さんのような専門家に相談したいと思うことはありませんか?
でも「親(保護者)には心配をかけたくない」「親(保護者)にはひとまず秘密にしておきたい」と思うこともあるかもしれません。
そんな時どうすれば良いのでしょうか?
大きな病院なら、どこの科で受診したかはバレない
まず、どこの病院でも保険証を使って診察を受けると、病院の名前や診察費が年に数回ほど親にハガキなどで通知される仕組みになっています(健康保険の種類により回数などは異なります)。ただ、大きな病院(内科・耳鼻科・産婦人科・精神科などいくつかの診療科がある病院のこと)であれば保険証を使っても、どの診療科を受診したかは親には分かりません。親に届くのは〇〇病院という名前と診察費だけだからです。
親には病院に行ったことだけを伝えれば、それ以上のことを秘密にすることができます。
ただし一定以上の大きな病院に行くと、特別な料金がかかることがあります。病院に行く前に、費用について一度問い合わせると安心ですね。
保険証を使わないで病院に行く
保険証を使わなければ、親に通知は届かないので、ばれることはありません。診察を受けたのを知っているのは自分とお医者さんだけです。
ただし1つ注意があります。保険証を使わずに病院を利用すると、診察費がとても高くなります。
これは、保険証を使うと診療費の3割を負担すれば良いことになっているからです。
もし保険証がないと通常の約3倍もお金が必要になります。
HIVや性感染症の検査をしたい時は、保健所に行く
保健所は全国にあり、性感染症やHIV/エイズの検査を受けられます。そこでの検査は無料・匿名(本名を名乗らずに)で受けられるので、親に伝わる心配もありません。
※全国の保健所についてはHIV検査相談マップで調べることができます。 親(保護者)に詳しいことを話さなくても医療機関にかかる方法がないわけではありません。
「親(保護者)にばれたくないから…」という理由で診察を受けなければ、後でとり返しのつかないことになるかもしれません。
からだもこころも健康でいることはとても大切なことです。
どうしても「親(保護者)には話せない…」と思った時は、今回紹介した方法を使って、自分で病院に行くことを考えてみてください。
ただ、どうしても親(保護者)に話すことに抵抗があるときは、もしかしたら家庭の状況を誰かに相談した方がいいかもしれません。病院に行って診察の結果次第では、ひとりで解決が難しく、親や頼れる大人に話さなければいけない可能性もあります。 家にいるのがつらい、家の人に悩みを打ち明けるのがどうしても抵抗があるときは、心理的虐待とは?|家族・親族からの面前DV・無視・えこひいき・バカにされるもぜひ見てみてください。
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