【2022年版】時給低すぎ?アルバイトをはじめる前に確認したい最低賃金リスト
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春からの環境の変化に合わせて、アルバイトをはじめたい!と思っている人も多いのではないでしょうか。
今回は、アルバイトをはじめる前に知っておきたい「最低賃金」についてふれてみたいと思います。
最低賃金とは?

もし最低賃金額よりも低い賃金しか支払わない場合には、使用者に罰則(罰金)が科されることもあります。
この最低賃金は仕事内容や雇用形態(アルバイトか正社員かなど)に関わらず、すべての労働者に適用されます。
たとえアルバイトをはじめたばかりの研修期間中であっても、この最低賃金を下回ってはいけないことになっています。
全国の最低賃金リスト(2021年10月版)
日本では、都道府県ごとに地域別最低賃金*1が決められていて、毎年その金額が適当か検討され、10月頃に変更されます。下は、都道府県ごとの最低賃金時給額を表にしたものです。
これから始めようと思っているアルバイトの求人情報に記載の時給額や、すでにアルバイトをしている人は、自分がもらっている時給額と比べてみてください。

都道府県 | 最低賃金(時給) | 都道府県 | 最低賃金(時給) |
北海道 | 920円 | 青森 | 853円 |
岩手 | 854円 | 宮城 | 883円 |
秋田 | 853円 | 山形 | 854円 |
福島 | 858円 | 茨城 | 911円 |
栃木 | 913円 | 群馬 | 895円 |
埼玉 | 987円 | 千葉 | 984円 |
東京 | 1072円 | 神奈川 | 1071円 |
新潟 | 890円 | 富山 | 908円 |
石川 | 891円 | 福井 | 888円 |
山梨 | 898円 | 長野 | 908円 |
岐阜 | 910円 | 静岡 | 944円 |
愛知 | 986円 | 三重 | 933円 |
滋賀 | 927円 | 京都 | 968円 |
大阪 | 1023円 | 兵庫 | 960円 |
奈良 | 896円 | 和歌山 | 889円 |
鳥取 | 854円 | 島根 | 857円 |
岡山 | 892円 | 広島 | 930円 |
山口 | 888円 | 徳島 | 855円 |
香川 | 878円 | 愛媛 | 853円 |
高知 | 853円 | 福岡 | 900円 |
佐賀 | 853円 | 長崎 | 853円 |
熊本 | 853円 | 大分 | 854円 |
宮崎 | 853円 | 鹿児島 | 853円 |
沖縄 | 853円 |
もし自分の給料が最低賃金を下回っていたら
自分の時給*3と最低賃金を比べてみて、もし時給が最低賃金を下回っている場合には、3年以内までであればさかのぼって最低賃金との差額分を請求することができます。まずは、バイト先の店長など、雇い主と話してみましょう。
店長が話し合いに応じてくれず、バイト先が全国にチェーン展開しているような会社の場合には、本社に直接連絡をしてみるのも良いかもしれません。
バイト先の人が誰も話し合いに応じてくれない、差額を支払ってくれない場合には、最寄りの労働基準監督署に相談しましょう。 全国の労働基準監督署は厚生労働省のサイトから確認できます。
たとえアルバイトであっても、使用者が労働者に対して守らなければならないルールはたくさんあります。また、自分がアルバイトとして働く際に守らなければならないマナーやルールもあります。
そういったルールや、労働契約を結ぶ時に確認しておくべきこと、アルバイトを辞める時のことなどが厚生労働省のサイトにまとめられています。アルバイトを始めようと考えている人はぜひ目を通してみてください。
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