東京一人暮らしの費用って？家賃や生活費を解説！

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2019.01.01

みなさんは「東京で一人暮らしがしたい」と思ったことはあるでしょうか。
今はそうは思わなくても、将来もしかすると東京で一人暮らしをすることになるかもしれません。
今回は、ちょっとでもそのイメージをつかんでもらえたらいいなと思います。

～目次～
・家賃6万円代の東京一人暮らしって？
・人気エリアの家賃相場は？
・一人暮らしに必要なお金

家賃6万円台の東京一人暮らしって？

新宿区や渋谷区など、●●区とよばれる東京 23 区で例えばキッチンのついた部屋に住もうとすると、家賃は月 5 万円～11 万円程度かかります。
同じ東京でも、場所によって家賃の相場が大きく変わるのが特徴で、新宿や渋谷など人がたくさん集まる都心は特に高く、逆に都心から離れた地域ほど安い傾向にあります。
では実際に東京で一人暮らしをすると、どんな部屋でどんな生活になるのでしょうか。

例えば、東京都の中でも若い人に人気のエリアの一つの杉並区の家賃相場は 6.8 万円で、もし 6 万円台の部屋を借りた場合、こんな部屋になります。

東京　家賃６万円 1K　間取りユニットバス

こちらに載せたものはあくまで一例ですが、同じ 6 万円の家賃でも東京の場合はそれ以外の地域と比べるとユニットバスが多かったり、生活する最低限の広さしかなかったりします。
また、上の部屋はキッチンが生活する部屋とは別にあるタイプで「1K」と呼ばれています。ワンルームというタイプの部屋とはこんな違いがあります。

ワンルームと1Kの違い　キッチンの仕切り

また、1DK（1 つの部屋＋ダイニングキッチン ※ダイニング＝「食事」）は 1K と同じように生活する部屋とキッチンの間に仕切りがあります。キッチンは１K よりも広く、食事できるくらいの広さがあるタイプのことを言います。
安く一人暮らしの部屋を借りたいという場合には、ワンルームか 1K を選ぶ人が多いようです。

人気エリアの家賃相場は？

東京というと、吉祥寺など名前を聞いたことのあるエリアが思い浮かぶかもしれませんが、実際にどれくらいの家賃なのでしょうか。若い人に人気のエリアの家賃相場はこのようになっています。（2019年1月時点）^*2

東京　人気エリア　家賃相場　ワンルーム　1K・1DK

よく聞くようなエリアになると高くなってしまいますが、例えば渋谷から 20 分くらい離れた地域だと、1K の場合は 6.5 万円くらいまで家賃相場は下がります。
東京で生活費をおさえながら暮らすために、例えば都心から少し離れた地域に住んでみたり、安い部屋のタイプにしてみたりしてみてもいいかもしれません。

どんな部屋があるかは、インターネットで「東京賃貸」と検索すると、賃貸を紹介しているサイトがでてくるので、そちらも参考にするとイメージしやすいと思います。

一人暮らしに必要なお金

では、一人暮らしをすると、どのくらいのお金が必要になるのでしょうか。
ここでは、例えば大学生が一人暮らしをした時に、何のお金がかかるのかと、かかる金額の一例を見ていきます。^*1

吉祥寺　一人暮らし　大学生　生活費　目安

人によって差はありますが、社会人として生活する場合も最低でも月 15 万円程度はかかることになるでしょう。
さらに、引っ越しをして新しく一人暮らしを始める場合には、以下のお金がかかります。

・部屋を借りる時の初期費用（最初に家賃だけではなく、将来退去する時の清掃費用や不動産会社への手数料などをたくさん払わなければなりません。）…東京なら 30 万円～33 万円程度（家賃の 4.5～5 か月分が目安）

・家具・家電代（ベッドや冷蔵庫、洗濯機など）…安く抑えても 14 万円程度

・引っ越し費用（引っ越し業者に引っ越し作業を頼む場合）…例えば東京に同じ関東地方から引っ越す場合は 3 万円～4 万 7000 円程度、近畿地方や東北地方から引っ越す場合は 4万 3000 円～6 万円程度かかります。引っ越す人が多い 3～4 月は業者が忙しいため、高くなる傾向にあります。

つまり、引っ越す時に合計 47 万円～53 万円程度はかかることになります。

ちなみに、高卒で初任給は月 16 万月程度、大卒で月 20 万円程度です。
ただし、社会人になると払わなければならない保険料や税金があって、給料から引かれることになっています。そのため、実際に手元に残るお金は高卒でおよそ 13 万円程度、大卒で 16 万円程度です。
そのため、働き始めたばかりの頃は、毎月の生活費をまかなうのでぎりぎりかもしれません。

一人暮らしを始める最初にお金が一番かかるので、一人暮らしをする前に貯金をした方がいいかもしれません。