セルフプレジャーで大切なポイント!性欲を自分で解消するには?
- 性の悩み
前回(男子が性欲と向き合う3つのポイント・エッチしたいと言われた…性との向き合い方、女子編)までは、
男女ともに性の目覚めは人それぞれであること
性欲は相手を傷つける方法で解消してはいけないこと
セルフプレジャー(マスターベーション、オナニー、ひとりHとも)で性欲を解消することも1つの方法であることを取り上げました。
今回は、自分の性欲を安全に管理するために、セルフプレジャーで気をつけるべきポイントについて紹介します。
セルフプレジャーで大切な3つのポイント
性欲を感じた時に、自分自身のからだに触れて性的な快感を得る「セルフプレジャー」は、悪いことではありません。ただし、セルフプレジャーには気をつけるポイントが3つあります。1.強すぎる刺激を与えない
男女ともに性器に傷をつけるような強い刺激は避けましょう。特に男子の場合、性器をぎゅーっと強く握ったり、硬いものや床に押しつけるやり方(通称「床オナ」)はやめましょう。強い刺激に慣れてしまうと、相手のいる性行為で射精がしづらくなってしまうからです。性器を手で軽く握り、上下にやさしくこするのが適切なやり方です。性器はやわらかく弱い粘膜部分もあるので、爪を短く切り清潔な手でおこないましょう。
女子の場合、より具体的な方法としては、セクシュアルなイメージを膨らませながら、手やシャワーなどで自分の快感の得られるところを刺激するという人が多いようです。特に「こうしなければならない」ということはないので、あなたなりのやり方を見つけてみてください。
なお、女性器を洗う際には、膣の中には石鹸を使わないように、お湯を使いましょう。膣内は酸性に保つことで、雑菌の侵入を防いでいるため、石鹸を使うと、そのバランスが崩れ抵抗力が落ちてしまうからです。お湯を使ってひだの間を指でやさしくこすりながら、垢がたまらないようにきれいに洗い流しましょう。性器のにおいが気になるという人も、丁寧に洗うことで対策ができます。
2. 他の人に見られない環境ですること
セルフプレジャーは悪いことではないですが、とてもプライベートな行為(他の人に知られる必要がない自分だけのもの)です。トイレのドアを閉めるのと同じように他の人に見られない環境ですることが大切です。同居している人には、部屋に入るときはノックしてもらうなどのルールを伝えるのも良いでしょう。
男子は、射精する時はティッシュなどで精液を受け止めて拭き、捨てるようにしましょう。布団に出してそのまま…というのはマナー違反です。もし寝ている時に射精してしまった場合(「夢精」といいます)は、下着についた精液を洗い流し、洗濯機に入れて洗いましょう。
3. 他の人に強制しないこと
他の人に性器を見せたり触らせること、射精をさせることはしてはいけないことです。たとえふざけてやったとしても、とても相手が傷つく行為です。もしそのようなことをされている友達を見たり、万が一自分がされてしまったら、信頼できる大人や機関に相談しましょう。間違った情報に注意!
「テクノブレイク」といって「セルフプレジャーのしすぎで死んでしまうということがある」という話がありますが、それは真っ赤なウソです。また、一定期間射精をしなかった時には古くなった精子はからだに吸収されます。精子がたまってパンクするなど、からだに悪影響があることはないのでご安心を!
そして、セルフプレジャーのしすぎで性器が黒くなったり、形がくずれたりすることもありません。顔と同じように、性器の色や形は人それぞれです。
「どのくらいの頻度でマスターベーションするのが普通なの?」という質問もよくありますが、セルフプレジャーの回数も人それぞれで個人差があり、何回してもからだに悪いということはありません。
あなた自身のペースを大切にしてくださいね。 性との向き合い方について
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