<生活保護を受けている家の子へ>病院へ行く時の流れとよくある質問
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生活保護を受けている家は健康保険の代わりに医療扶助という仕組みのなかで病院にかかります。そのため決まった病院に行かないといけない、持ち物が違う、など、いろいろ注意点があるので確認しておきましょう。
病院に行く前にケースワーカーに連絡する
病院に行く前にまず、福祉事務所へ行きます。
そこへ行って生活保護を受けている世帯であることを伝えると、担当のケースワーカーか他の担当者の方が対応してくれます。

病気の様子を伝えてケースワーカーが病院に行った方がいいと判断すると、医療券を発行してもらうための申請書類がもらえます。それをその場で書いて、引きかえに医療券を受け取ります。
この医療券はお金の代わりになる大事なものです。なくなさないように気をつけましょう。
指定された病院(指定医療機関)へ行く
医療券が使えるのは市区町村が指定している病院だけです。ずっと通っているかかりつけの病院であったとしても、指定の病院ではないところへ行くとお金がかかってしまいます。
指定の病院がどこなのかはあらかじめケースワーカーに確認しておきましょう。
病院では医療券を出す
受付では必ず医療券を見せてください。医療券を忘れるとタダにはなりませんので、忘れてしまった場合は取りに帰る必要があります。

※事前にマイナンバーカードを医療券として使うことを申請している場合は、医療券を見せる必要はなく、マイナンバーカードだけで受診できるようになります。(詳しくは保険証が使えなくなってマイナンバーカードになるって、どういうこと?に書いてあります)
よくある質問
Q1.福祉事務所に行けないような緊急事態の時は?
救急車で運ばれるような時には福祉事務所に行く暇はないので、医療券はなくても大丈夫です。ただし、生活保護を受けていることは必ず病院に伝え、落ち着いたらケースワーカーにも連絡をしてください。
また、金曜の夜に症状が出て月曜までは待てないぐらい苦しかったり、夜中に大怪我したりした場合も同じです。福祉事務所が閉まっていると医療券をもらえませんが、緊急の場合は後から対応してもらえるので医療券がなくても大丈夫です。
病院に行く時は生活保護を受けていることが分かる生活保護受給者証などを持っていくと病院のスタッフにも生活保護であることが分かってもらいやすいです。また、ケースワーカーに連絡がとれるようになったら、すぐに緊急で病院に行ったことを報告してください。
Q2.医療券をなくした時はどうする?
なくしてしまった場合は再発行をしてもらう必要があります。医療券は1人1人に発行されるものなので、家族の医療券を借りて持っていっても使えません。
Q3.同じ病院で同じ治療内容でも何度も申請しないといけない?
最初に病院へ行った後、経過観察などで何回か通院する時は、もう一度医療券をもらいに行く必要はありません。ただし月をまたぐ場合、たとえば最初に病院に行ったのが9月だとしたら、10月1日以降に行く場合は同じ病院、同じ内容でも、病院に行く前にもう一度福祉事務所に行く必要があります。
Q4.医療券を使うと生活保護だということはバレる?
基本的には生活保護を受けていると分かるのは病院や薬局の窓口で受付をした人だけです。診察の受け方や呼び出し方は医療扶助を使っても使わなくても同じなので、待合室にいる他の人に伝わることはありません。