お
~目次~
・ワンクリック詐欺とは
・ワンクリック詐欺の事例
・お金を請求された時の対処法
・ワンクリック詐欺にあわないために
・今すぐ相談したい人は
ワンクリック詐欺って聞いたことありますか?
「興味本位で、18歳以上と書かれた年齢確認のタブをクリックしたところ、急に登録が完了し、請求画面が出てきた。」
もしこんな経験があるなら、それはワンクリック詐欺と言われる架空請求です。
アダルトサイトではなく、SNSや出会い系サイトから誘導されて詐欺に合うケースもあります。
たとえば、東京都が運営している相談機関、こたエールにはこんな相談事例があります。
「PCでインターネットを見ながらテレビも見ていたときに、何かをクリックしたら18歳未満禁止のアダルトサイトが開いていた。動画を押すと年齢確認の画面が出たので、見てはいけないと思ったがボタンを押してしまい、登録完了のページが表示された。登録解除のために自宅の固定電話から電話をしてしまった。」*
このケースのように、電話してくださいと表示された番号に電話してしまうと、相手に自分の電話番号を伝えてしまうことになり、その後電話がかかってきてお金を請求されることがあります。
また、メールが届き、書かれているURLをクリックしただけで登録成立とされ、身に覚えのない不当な請求がされるケースもあります。
では実際に被害にあったら、どうすれば良いのでしょうか?
そもそも、規約の説明やお金がかかるなどの説明がなく、ただ「利用する」ボタンや年齢確認ボタンを押しただけで契約が成立することはありません。
ボタンを押しただけでお金を請求されたとしても、お金を払う必要はないので無視をして大丈夫です。
また、このような場合は、画面に退会手続きの案内について書かれていたとしても、退会や解約の手続きをする必要はありません。
退会や解約のために画面の指示通りに電話やメールをしてしまうと、かえって相手に自分の電話番号やメールアドレスを伝えてしまうことになります。
もし、電話やメールを既に送ってしまった場合には、相手から連絡が来る可能性がありますが、知らない番号の電話には出ず、メールで再度請求をされても無視しましょう。
さらに、パソコンのIPアドレスや携帯の個体識別番号だけで個人を特定することは出来ません。
画面にこうした情報が表示されていたとしても、相手が自分の電話番号やメールアドレスなどの情報を知っているわけではないので、それを利用して脅されても、過度に心配しなくて大丈夫です。
こうした詐欺は、今回のケース以外にも様々な手口が存在します。
被害にあわないために、日頃から以下のことをこころがけておくといいかもしれません。
□見知らぬメールやSNSのURL、web広告は不用意にクリックしない
□「同意する」や「はい」などのボタンをクリックする際には細心の注意を払う
□利用規約などはよく読み、自分だけで判断がつかない場合には、誰かに相談をする
□フィルタリング機能を使ってみる
※有害サイトへのアクセスをブロックしてくれる機能です。設定がされているかどうか保護者に聞いてみましょう。
「アダルトサイトにアクセスしようとしたことを親にはばれたくない」「内緒で親のタブレットを使用してしまった」など、近くに相談できる大人がいないこともあるかと思います。
そんなときは自分だけで解決しようとせずに、相談機関に相談してみましょう。
また、「被害にあい、無視をしているが不当請求が続いている」という場合にも、一度相談機関に相談してみるのがいいと思います。
もし契約が無効なのかどうか自分では判断ができず不安な場合、できれば近くの大人に相談したほうがいいでしょう。
188に電話すると、消費者ホットラインにつながり、こうした相談ができます。
Mexには以下のような記事もあります。気になった方は読んでみてくださいね。
スマホゲームでのトラブルを避ける方法
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*:「こたエール(東京こどもネット・ケータイヘルプデスク)」(2017年12月・青少年女子)事例(http://www.tokyohelpdesk.jp/consult/jirei/kakuu.html)より引用
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