お
~目次~
・最近よく眠れない…疲れが取れない
・睡眠改善のチェックリスト
・病院に行く目安は?
寝ても寝ても疲れが取れない、朝起きられない、学校でもついうとうとしてしまう…実はそれは睡眠時間が足りていないというサインかも?10代で必要な睡眠時間は、8~9時間ほどと言われていますが、毎日の生活の中でそれだけの睡眠時間を確保できている人は少ないのではないでしょうか。
実際に、10代は色々考えなければいけないことが多い忙しい時期です。自分や友人関係、将来についてなど悩みも尽きないと思います。布団に入って、あれこれ考え始めるとどんどん止まらなくなり、気がついたら何時間も経っていた…ということもあるかもしれません。また、部活・塾・SNSなどで忙しいという人もたくさんいると思います。
睡眠時間が短くなると、授業中の居眠りだけではなく、気分の落ち込みや意欲の低下、疲れやすさやイライラなどにつながると言われており、色々な場面で悪い影響が出てしまう可能性があります。休日に寝だめをしているから大丈夫!と思うかもしれませんが、残念ながら足りない睡眠時間を寝だめで補うことはできないと言われています。休日たくさん寝ても結局すっきりしないのはそのためなのです。
夜眠れない、眠っても疲れが取れないと思うときには、まず眠りの環境を整えてみてはどうでしょうか?眠りは意外と環境に左右されます。
<眠りの環境チェックリスト> □ 枕の高さを合わせる(高すぎず、寝ている時に気持ち悪さを感じなければOK) □ 部屋の温度・湿度を快適にする □ 寝るときの服装を着心地の良いものにする □ 寝る30分前にはスマホやパソコン・ゲームから離れる □ 朝起きたら太陽の光を浴びる □ できる限り同じ時間に起きるように心がける |
例えば、枕の高さが合っていない枕を使っていると、からだの疲れが取れにくいことがあります。また、部屋の温度・湿度が寒すぎたり、暑すぎたりすると、寝付くのに時間がかかったり、途中で起きてしまう原因にもなります。部屋が乾燥していたり、湿度が高すぎたりすることも、良い眠りを妨げます。
それから、ジャージやスウェットで寝ている人も多いかもしれませんが、ガーゼなどの素材のパジャマは、汗をかいてもべたつきにくかったりするため、気持ちよく寝られると言われています。寝るときの服装を自分にとって心地いいものに調整してみると、前よりも気持ちよく眠ることができるかもしれません。
また、人の眠りには体内時計が関係していますが、その体内時計は光によってコントロールされていると言われています。そのため、寝る直前までスマホやパソコンなどの強い光に触れていると、からだが眠りモードに入りづらくなってしまいます。少なくとも寝る30分くらい前には画面から離れて、からだが眠る準備ができるような環境を整えてあげてください。そして、朝起きたら太陽の光を浴びると体の目覚めも促進されるでしょう。その際に、できる限り同じ時間に起きることも大切です。寝る時間が遅くなっても、起きる時間を同じにすることで、体内時計の乱れを防ぐことができると言われています。
眠れないことで、日常の生活がうまく送れずに困っている場合、何か病気が隠れている可能性もあります。睡眠障害という眠りに関する病気の可能性があったり、それ以外にもからだやこころの病気が影響して眠れない症状が出ることもあります。
<病院に行く目安> 〇 朝起きられず学校に遅刻したり欠席することが長期間続いている 〇 昼間の眠気が強すぎて、気づくと居眠りしていたりする 〇 眠気で課題や宿題が手につかず、提出できないことが続いている などが影響して、学校や日常生活の場面で困っている |
もし生活を変えてみても夜眠れず、眠気がひどい場合は、まず内科の病院でからだのチェックをしてもらうと良いでしょう。難しい場合には、学校の先生・保健室・スクールカウンセラーや親など周りの人に相談し、どうしたらいいか一緒に考えてもらうのもいいかもしれません。
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