男子の射精・性欲#2
他人に迷惑をかけず1人で没頭する
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正しいオナニーの仕方、性欲への向き合い方がわかる中高生男子向けのコンテンツです。「射精道(思春期編)」の著者である泌尿器科医師の今井先生に直接インタビューを行いました。

今回は第3条と第4条 についてお話しを聞いていきます。
第3条 他人に迷惑をかけるべからず。


Mexには「気持ちを吐き出す」という悩みや不安を吐き出す場所があるのですが、そこに10代から寄せられる悩みとして、学校やアルバイト先で、好みの女子を見るだけで、性欲が湧いてしまって、犯罪に走ってしまうのではないかと、こわくなる、という様なものがありました。

好みの子に対してそういう風に思うことはおかしくないので、その気持ちだけ持ち帰って、家でオナニーすれば良いと思います。

じゃあ空想自体は悪くないということでしょうか?

全く悪くないです。好みのシーンを目に焼きつけておいて、家に帰ってからオナニーをするというのが基本といえば基本です。

そこで性欲が湧いてしまうこと自体はある意味自然ですか?

そうそう、それは止められないので。ただ、そこで大事になるのが人に迷惑をかけてはいけないということ。やはり、あからさまにジロジロ見たり、その人に無理やり性行為を迫ったりということはよろしくない。当然のことながら、スマホで隠し撮りしたり、公衆の面前で脱いだり、公衆の面前でオナニーを始めたりするのは犯罪なので絶対にしてはいけない。

「他人に迷惑をかけるべからず」ってこのようなもの以外にあったりしますか?

他人の嫌がることをしない。全てにおいて。個人で楽しむ分には問題ないです。
第4条 一人になれる空間を確保するべし。


これは「他人に迷惑をかけるべからず」につながるということですか?

そうですね、安心してオナニーするためには1人になれる場所が必要です。

しかも、妄想しながらオナニーするってことになると、余計に入り込める場所が必要ですね。

そうですね。

日本の、特に都心部の住居環境だったら狭かったり1人部屋がないケースもあるので、結構厳しい部分もありますよね。

そういう時にオススメの場所とかありますか?

自分の個室があればベストですけど、ない場合はお手洗いかお風呂ですよね、、これはこの後話しますが、お風呂でする時は壁や床を使わないこと。

あとは誰もいない、家族が出払った時とかかな。最近は部屋の区切りのないタイプの家も流行っているのですが、思春期の子を持つ家には本来はお勧めできないですね。
家族の方には、夜9時以降子どもの部屋に入る前には必ずノックするなどして、いきなりドアを開けないことも伝えたいですね。
家族の方には、夜9時以降子どもの部屋に入る前には必ずノックするなどして、いきなりドアを開けないことも伝えたいですね。

家に誰もいない時だと、いつ帰ってくるかわからなくてそわそわしちゃいますね。

それはみんなある程度あることだから仕方がないです。なるべく安心できる、集中できる環境を用意していくことが大事です。
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