中卒後進路のいろいろ#1
高卒認定試験(高認)ってどんな試験?
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高卒認定試験または高等学校卒業程度認定試験(通称:高認)って聞いたことありますか?
高卒認定試験は、どんな人が試験を受けられるのか?試験は難しい?どうすれば合格できる?といった悩みに答えます。
高卒認定試験とは
高認に合格すると、「私には高卒と同程度の学力があります」という証明になり、高校を卒業していなくても、大学や専門学校などの受験ができます。また、就職の時に、高卒と同等と見てもらえる会社もあるのです。つまり、高認を取得することで、より幅広い進路選択や職業選択ができる様になります。
高認を受験できる人は?
まず、高認を受験できるのは、次の2つの条件どちらにも当てはまる人です。①高校を卒業していない人
②試験が実施される日と同じ年度内に満16歳以上になる人
例えば、2025年実施の高認試験を受けられるのは、「2026年4月1日の時点で16歳以上(16歳ちょうどの人を含む)」つまり「2009年度あるいはそれ以前の年度生まれ」で、高校を卒業していない人となります。
また、高認試験は16歳になる年度から受験することができますが、18歳に達する年度にならなければ高認の合格証明書はもらえません。※1
試験は難しい?どうすれば合格できる?
受験科目※2は国語、数学、英語、理科、社会合わせて計8~9科目で、合格するまで何度でも受験することができ、一度に全科目合格する必要はありません。試験は年2回、毎年8月と11月に行われるので、4科目ずつ2回に分けて受験したり、自分に合った受験スケジュールを立てましょう。試験内容は、中学~高1程度の内容が中心で、各科目100点中40点が合格ラインです。科目数は多いですが、時間をかけてしっかり勉強すれば、学力に自信がない人にも合格は決して難しくありません。文部科学省のホームページに過去問が掲載されているので、自分がどれくらい得点できるか試してみるのも良いかもしれません。※3
ただし、試験日に対して出願の締め切りが早いので、早くからスケジュールを立てるよう注意が必要です。8月の試験を受けるには5月上旬までに、11月の試験を受けるには9月上旬までに出願しなければなりません。詳しい日程は文部科学省のホームページで確認できます。出願への必要書類(住民票または戸籍抄本など)も準備しなければならないので、早めの準備を心がけましょう。※4
もっと詳しい情報を知りたい時は
高認試験の公式パンフレットはこちら(文部科学省のホームページ)からみることができます。高認という制度を管理しているのは文部科学省です。何かわからないことがあったら、文部科学省のホームページで調べてみましょう。
※1 高認試験は16歳になる年度から受験することができますが、18歳に達する年度にならなければ高認の証明書はもらえません。例えば、2025年4月1日の時点で18歳以上でない人は、2024年度(2024年4月1日~2025年3月31日)には証明書はもらえません。もし16歳で試験に合格しても、18歳になるまでは大学受験の手続きやその他国家資格への受験資格、就職で高認資格を活用することはできません。証明書発行の手続きについてはこちら(文部科学省のホームページ)を確認してください。
※2 受験科目についてはこちら(文部科学省のホームページ)を確認してください。
また、科目ごとに設定されている「免除のために必要な単位数」をすでに学校で取得していれば、その科目の受験が免除(受験せずに合格と認められる)されます。通っていた学校に「単位取得証明書」を発行してもらい、「免除確認表」で、自分がどの科目でいくつ単位を取得しているかを確認しましょう。学校に「単位取得証明書」を作成してもらい、高認試験を申し込む時に同封すれば免除されます。「単位取得証明書」は様式が決まっています。こちら(文部科学省のホームページ)から該当する様式をダウンロードできます。
そのほか、英検などの技能検定に合格している人も免除されることがあります。免除されるための詳しい条件についてはこちら(文部科学省のホームページ)で確認できます。
※3 過去問についてはこちら(文部科学省のホームページ)から確認できます。
※4 出願に必要な書類はこちら(文部科学省のホームページ)から確認できます。
※2 受験科目についてはこちら(文部科学省のホームページ)を確認してください。
また、科目ごとに設定されている「免除のために必要な単位数」をすでに学校で取得していれば、その科目の受験が免除(受験せずに合格と認められる)されます。通っていた学校に「単位取得証明書」を発行してもらい、「免除確認表」で、自分がどの科目でいくつ単位を取得しているかを確認しましょう。学校に「単位取得証明書」を作成してもらい、高認試験を申し込む時に同封すれば免除されます。「単位取得証明書」は様式が決まっています。こちら(文部科学省のホームページ)から該当する様式をダウンロードできます。
そのほか、英検などの技能検定に合格している人も免除されることがあります。免除されるための詳しい条件についてはこちら(文部科学省のホームページ)で確認できます。
※3 過去問についてはこちら(文部科学省のホームページ)から確認できます。
※4 出願に必要な書類はこちら(文部科学省のホームページ)から確認できます。
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