理由がないとサボリ?保健室に行くか迷う時の目安
- 心身の不調
「学校にきたけど、1日中授業を受けるのはしんどい。」
「休みたいわけじゃないけど教室に行く気になれない。」
保健室はそんな中学生や高校生のための場所です。
でも色々考えて、行くのをためらってしまうこともあるかもしれません。
この記事では保健室の使い方のルールや上手な使い方を紹介します。学校によって細かい決まりごとは違いますが、大まかなところはどこの学校も似ているので参考にしてみてください。
保健室は病気やケガでないと使えないの?
ケガをしたり、熱が出たりした時に応急処置を受ける以外にも保健室にはさまざまな役割があります。例えば、健康診断や保健だよりなどを通じて、みんなの健康を守ったり、自分の体を守るための知識を教えてくれたりしていますよね。
ほかにも、保健室の先生は専門の勉強をしているので、学校の先生や保護者、病院など、関係する大人と病気や健康のことについて話をしてくれたりもします。アレルギーや喘息など持病がある子を助けたり、心の病気を見つけてケアやサポートにつなげたり、学生が毎日元気に学校に通えるように手助けするため、幅広い役割を担っています。

「頭が痛い」「お腹が痛い」などの具体的な症状がなくても、保健室には行っていいです。体が急激に成長する中学生の場合、風邪などではないのに異常にだるくなったり、立ちくらみがしたりするといった、思春期になりやすい病気もあります。また、寝不足や食事が十分にとれていないなど体調が悪いなかで、嫌なことがあってストレスを抱えたりすると、教室で授業を受ける力がでないこともありますよね。
うまく言えないけれど少し休みたい時は保健室の先生に話してみてください。病院に行った方がいい時はそのように言ってくれますし、少し休んで様子を見てもいいかなという時は休ませてくれます。
どこも痛くないのに保健室に行くのはサボり?
特に痛みや思い当たるトラブルがなくても、休みたいと思う時には体や心の病気が隠れている可能性があります。「迷惑じゃないかな」と心配する人もいますが、保健室は元気がでなくて困っている学生のための場所なので、いつでも相談に行ってかまいません。
もし保健室に行くことを授業中は言いにくかったら、授業の始まりや終わりに先生に言う、休み時間に友達に頼んで先生に伝えてもらうなど、あまり気負わずに言えるタイミングを探してみてください。理由もうまく言えなければ「授業を受けるのが辛いので少し休みたい」と言えば大丈夫です。
もともと体調が悪くなりやすい人はそのことを先生や周りにあらかじめ伝えておくと、いざという時に言いやすいかもしれません。

また、「最近行き過ぎかな」「何度も行ったらサボりだと思われないかな」と心配する人もいますが、何回以上行ったら保健室に行き過ぎという決まりはありません。体調やメンタルが崩れやすい時は誰にでもあります。
どう見ても元気すぎる生徒は退屈しのぎに遊びにきたとみなされて教室に戻るように促されるかもしれません。でも、仮病だとわかっても休養が必要だと判断したら休ませてくれることもあります。もし話せそうなら、周りの目が気になるということも含めて、保健室の先生に今思っていることを伝えてみてください。
保健室の先生と話すと安心するという人もいるかもしれません。悩み相談のために保健室に行くのもOKです。
学校によってはカウンセラーがいる相談室が別に設けられていることもあります。体調不良よりも教室にいたくないという悩みがメインの場合は相談室もあわせて利用してみてください。予約は必要ですが、サボりと決めつけられずに今の状況や思いをじっくり聞いてもらえます。
保健室のベッドを使わせてくれないことがある?
保健室のベッドは緊急や一時休養のための場所です。保健室は病院ではないので、病気を治すことはできません。何時間も寝ていないといられないぐらい症状が重い場合は病院に行くか、家で休んだ方がいいと保健室の先生が判断することもあります
一人で家まで帰ったら途中で倒れてしまうかもしれないなどの心配がある時は学校から保護者へお迎えにきてほしいという連絡をする場合があります。保護者がすぐにお迎えに来られず、家に帰っても体調の悪い生徒に付き添える人がいない場合は学校で様子をみることもあります。その場合は保健室で横になっていてもらうこともあるかもしれません。

学校には生徒が何百人もいるので、起きていても大丈夫な人がベッドで寝てしまうと、より緊急性の高い生徒が保健室にきた時に困るという事情もあります。そのため、起きていられるのであればベッドを使わずに過ごしてもらうこともあります。
でも、ベッドが足りない時に他の人とどう調整するかは保健室の先生が考えるので、「迷惑かな」などと遠慮する必要はありません。起きていられるけどカーテンの中がいい時なども「人に見られないところで休みたい」と伝えて大丈夫です。
いずれにしても特定の誰かをひいきしてベッドを使わせたり、使わせなかったりすることはないので、気になることや思うことがあったら保健室の先生に言ってみてください。
保健室登校って何?保健室で何してるの?
学校に行けない日が続いている時、教室には行けないけど学校には行けるという状態であれば別室登校をすることがあります。
保健室に登校する場合、保健室にいる間は自習がメインですが、先生と話をして体調や登校のペースを調整したり、読書などの静かな活動をしたりすることもあります。
何時間目までいるのか、給食はどこで食べるかなどはケースバイケースです。学校を休みがちな生徒のためにサポートルームや校内フリースクールなどの別室を用意している学校もあります。

中学生の場合は保健室登校でも出席扱いになり卒業できることが多いですが、高校生は義務教育ではないので保健室登校では出席扱いにならない可能性も高いです。学校によって対応が違うので、「友達には知られたくない」などのできれば避けたいことや「勉強はみんなと同じペースで進めたい」といった希望があれば伝えておくことをおすすめします。
保健室通いが続いていても進路の選択肢は色々あります。卒業のために学校に通わなくてはいけない日数が少ない通信制などもあります。他の記事も参考にしてみてください。