エッチしたいと言われた…性との向き合い方、女子編
- 性被害・わいせつ
- 性の悩み
前回は、主に男子の性欲との向き合い方についてお伝えしましたが、
女子にも個人差はあるものの、性欲はありますし、そもそも思春期に性や恋愛に興味を持つことは、おかしいことでも、恥ずかしいことでもありません。
男子に比較して、女子が性や性欲について語ることには未だ世の中のタブー感があり、信頼できる情報を入手するのは男子以上に難しいことかもしれません。
今回は、女子が安心して性と向き合える方法についてお伝えできればと思います。
愛と性欲の関係
おつきあいしているパートナーから「好きだからエッチをしたい」と言われることがあるかもしれません。ただ、それは愛情からではなく、性欲を満たすためにそう言っているということも考えられます。
あなたが
「一緒にいるだけでいい」
「こころの準備ができない」
「まだ妊娠や性感染症(性行為でうつる病気)がこわいからしたくない」
「エッチをするためにつきあっているようでイヤだ」
と思えば、それを正直に伝えて話し合えることが大切です。
あなたのことを大切に思っているパートナーなら、あなたの気持ちを尊重してくれるはずです。
友達と比べて悩んだり、無理に合わせたりする必要はなく、自分は自分、と自分の気持ちを大切にしてくださいね。
愛情のない性行為のリスク
例え、愛情がない相手だったとしても、性欲や、「自分のさみしさを埋めたい」「自分が価値のある存在だと思いたい」という思いから性行為をする人もいます。相手を伴う性行為では、愛情の有無にかかわらず妊娠や性感染症、性暴力のリスクがあります。
そのリスクについて、きちんと対処ができる知識、経済力やコミュニケーション力がなければ、特に女子の方が傷つくことになってしまいます。
ムラムラして落ち着かない時は…
エッチをするのはまだ不安…と思っていても、ムラムラする時はあると思います。前回のコラムでもお伝えしましたが、性欲が高まって何も手につかず、我慢してやり過ごすのも難しい時のために、性欲を解消する3つの方法を紹介します。
• 運動で解消する
外を走ったり、からだを動かすことによって、気持ちが発散できる人も多いようです。
• 自分が夢中になれることに集中し、気晴らしをする
例えば、自分の好きな音楽を聴く、動画を見るなど、趣味や他のことに集中しているうちに気持ちがおさまることもあります。
• セルフプレジャー(マスターベーション、オナニー、ひとりHとも)で解消する
セルフプレジャーとは、自分で自分のからだに触れて性的な快感を得る方法のこと。18歳以上の男性のほとんど、女性の半数くらいが経験していると言われています。 もちろんセルフプレジャーをしたくない、という人は無理にする必要はありません。
一方で、自分の性器や性欲と向き合うことは、自分のからだとこころを大切にすることにつながります。
自分で自分のこころを満たし、リラックスやリフレッシュができるからです。
ただ、セルフプレジャーをする時には大切なポイントや気を付けるべき点もあります。
詳しくは次回「セルフプレジャーで大切なポイント!性欲を自分で解消するには?」で紹介します。
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