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子どものうちは、自分でお金を稼いだり物を買ったりすることが難しいです。
なので、法律*1には親がきちんと面倒をみなければいけないという決まりがあります。
ご飯を用意してくれたり、着るものを用意してもらうことは、未成年のうちはごく自然なことです。
ですが、それらのことを親や保護者がきちんとしてくれないことがあります。
そういう場合はネグレクトと言い、虐待として扱われる場合もあります。
今回は、ネグレクトが何かについてまとめてみました。
~目次~
・ネグレクト(育児放棄)とは?
・ネグレクト(育児放棄)って具体的にどんなこと?
・親がネグレクト(育児放棄)に気付いていないかも
ネグレクトって聞いたことがありますか?
育児放棄とも言い、生活に必要なものをきちんと与えてくれないことを言います。
簡単に言うと「子どもが必要とするものを親が提供しないこと」がネグレクトです。
食べ物や着るものがあったり、具合が悪ければ病院へ行ったり、学校に勉強しに行くことも
子どもにとってはとても大切なことです。
それらがきちんと用意されていないと、ネグレクトになってしまうことがあります。
家の中では普通だと思っていても、実はネグレクトだった、ということもあるかもしれません。
いきなりネグレクトといわれても、イメージがわかないかもしれません。
ではどんなことが当てはまるのでしょうか?*2
・家に閉じ込める、学校に行きたくても行かせてくれない
・具合が悪くなっても、病院に行かせてくれない
・家や車の中で、長い時間一人にされる
・極端に家が汚い。長い期間ゴミなどを捨ててくれない
動画でも紹介しているので、みてください。
その他にも、困っているのに助けてくれないようなことがある時はネグレクトになることもあります。
虐待の定義はあくまで子ども側が決めることだと、厚生労働省のHPにも記載されています。なので上記に当てはまらなくても、自分がつらいと感じることがあれば虐待ということは十分にありえます。
自分でどうにもできないことを、誰かに助けてもらうことはおかしいことではありません。
ネグレクトをする親は、必ずしも自分が虐待をしていると自覚していないこともあります。
一生懸命関わっているつもりでも、何をすれば良いのか分からなくなっている親もいます。
もし親がネグレクトしていると気づいていないと思ったら、今どういう気持ちなのか伝えると、もしかしたら分かってくれるかもしれません。
ちゃんと話をしてみても分かってくれなかったり、話を聞いてくれなかった時は、誰かの助けが必要です。
そういう時は周りの人に相談したり、困っていることを伝える必要があります。
また、ネグレクトが深刻で、いつもご飯がもらえないなど命にかかわる場合は、すぐに周りの信頼できる大人か、Mex(ミークス)に載っている相談先に連絡してください。
みなさんが普通だと思っていても、実は普通ではないこともあります。
少しでもおかしいかもしれないと思ったら、一度誰かに気持ちを打ち明けてみるといいかもしれません。
Mexには以下のような記事もあります。気になった方は読んでみてくださいね。
家で空気のように扱われる
悩んでいるのに何もしてくれない
これって心理的虐待?
親に相談したくない
*1 民法877条 「扶養義務者」より
*2 「第1章 子ども虐待の援助に関する基本事項」(厚生労働省)(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/dv12/01.html)を編集して作成
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